内視鏡検査
当院では、オリンパス社製、最新鋭の内視鏡システム本体を導入しています。
CCD カメラの性能も上がったため飛躍的に鮮明な画像が撮影できるようになりました。
それにより従来よりも詳細な観察が可能になり、数mm単位の小さな病変も発見できるようになりました。
がんなどの微細病変の早期発見に貢献する狭帯域光観察(NBI)が進化したことで観察性能が一段と向上。
その他にもスコープの操作性を上げる様々な機能が盛り込まれた、患者さんの苦痛をより低減するやさしい内視鏡装置です。

胃内視鏡(経鼻内視鏡)検査について
当院で使用する経鼻スコープは、超小型CCDカメラの採用で、先端部外径5.0mm、挿入部外径5.5mmという、究極の細径化を実現した極細スコープです。患者さんの苦痛を軽減する優れた送入性が特徴です。極細ながらハイビジョン対応CCD と光学80 倍ズームでより高精細な画像を撮影することができます。生検も可能です。診断精度の向上に貢献する、高画質・高解像度CCD・ハイビジョン基盤を採用し、現在の医療では、最も高画質な内視鏡検査を行うことができます。
口からの胃カメラと比べると苦痛が少ないとされ、両方の検査を受けた人の約9 割が次回も鼻からの胃カメラを希望するという報告があります。
様々な病気にさらされる胃の検査
上部消化管内視鏡は、食道、胃、十二指腸の病気が疑われるような場合、あるいは、胃がんの検診のために、行われています。
直接、食道、胃、十二指腸の内腔を観察し、必要なら病気の部位の組織採取も出来るため、診断上きわめて有用です。この検査で診断される病気としては、食道炎、食道がん、胃炎、胃潰瘍、胃ポリープ、胃がん、十二指腸潰瘍などがあります。さらに、消化管出血の止血、胃ポリープの切除、胃がんの治療、誤飲した異物の除去などにも用いられることもあり、いろいろな治療分野で応用されています。
当院で行っている経鼻内視鏡の特徴
- 安心して検査できる環境
- 当院は患者様に内視鏡を安心して受けていただくことを大切に考えております。胃・大腸内視鏡検査数は年間470例と多くの患者様に受診していただいております。
- 徹底した衛生管理
- ガイドラインを準拠し、内視鏡検査1 件ごとに手洗いと内視鏡洗浄液にて確実に消毒・洗浄をしております。
- ピロリ菌の検査・除菌・二次除菌を行っております
- 当院では除菌治療を行っております。保険適用のない方は自費にてピロリ菌の検査・治療を行っております。ご希望の方はお申し付けください。
経鼻内視鏡のメリット
- 苦しくない
- 挿入時につらくない、吐き気や息苦しさがない、心拍数・血圧の変動が少ないです。
- 検査中に会話ができる
- 検査中に医師と同じモニター画面を見ながら説明を受けたり、不明点や疑問点をその場で確認することが可能です。
- すぐに日常生活に戻れる
- 気分が悪くなければ、車の運転・仕事・家事も、通常通りしていただいてかまいません。検査終了から30〜60分後には飲食も可能です。
胃内視鏡検査の流れ
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01.外来受診
医師の診察を受けていただき検査の予約をいたします。その際、内視鏡検査と、使用薬剤の説明があります。食事を摂取していなければ当日の検査も可能です。(その際、予約の方優先ですのでお待ちいただくことがあります)
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02.内視鏡検査説明
看護師よりパンフレットを用いた検査前日・当日・後日の生活・食事指導をいたします。
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03.内視鏡検査前日
パンフレットの内容をご参考にお食事してください。
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04.内視鏡検査当日前処置:問診後、のどまたは鼻に麻酔をかけます。検査中の安全のために点滴をすることがあります。検査:内視鏡検査には医師のほかに必ず看護師が同室し検査を受けられる方の状態を常に観察します。内視鏡検査結果説明:医師より写真をお見せしながら詳しく説明いたします。必要に応じて内服薬が処方されることがあります。
検査費用
| 1割負担 | 3割負担 | |
|---|---|---|
| 内視鏡(観察のみ) | 2,000円前後 | 6,000円前後 |
| 胃内視鏡+病理組織検査 | 3,000円~4,000円前後 | 9,000円~12,000円前後 |
※事前検査分(血液検査ほか)などは含まれておりません。
※点滴など、使用する薬剤によって診療費用が前後することがございます。
大腸肛門検査について
大腸内視鏡検査とは、肛門から内視鏡(先端に高性能カメラがついた細いチューブ)を挿入して大腸全体を観察する検査です。便潜血陽性の際の大腸の検査、大腸ポリープの経過観察、炎症性腸疾患の内視鏡による診断を行います。
当院が採用しているオリンパス社製大腸スコープは、カメラの挿入の苦痛や違和感に加え、従来、大腸カメラでは送気を空気でおこなっており、検査終了後もお腹に張りや痛み、違和感がありました。これが大腸検査が敬遠されてきた大きな理由です。当院では、より苦痛や違和感が低減できるよう努めています。
高解像度CCDカメラ採用で、先端部外径11.3mmの細径と高画質を両立。細径化とスコープの硬度を任意に変えることができる「硬度可変機能」の搭載により苦痛の少ないスムーズな大腸挿入をサポートしています。
大腸がんの予防と早期治療のために
このような方に大腸内視鏡検査をお受けになることをお勧めします。
- 健康診断の潜血反応が陽性だった
- 血便が出る
- 便が以前に比べて細くなった
- 便秘と下痢を繰り返す
- 切除していない大腸ポリープがある
- 大腸ポリープを切除したことがある
- 大腸がんが心配である
- 大腸がんの手術をしたことがある
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大腸ポリープ
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大腸癌
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正常 肛門 反転検査
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内痔核
トイレ付個室完備
大腸内視鏡検査(大腸カメラ)の前処理のためのトイレ付き個室を用意しております。まわりの方の目を気にすることなく、大腸内視鏡検査(大腸カメラ)を受けることが出来ます。

検査前の下剤の服用について
大腸内視鏡検査は、「検査前の下剤(腸管洗浄剤)の服用が辛い」という患者さまからの声を数多くお聞きします。このことを少しでも改善するために、当院では、大腸内視鏡検査(大腸カメラ)の前に飲むお薬の種類を多数取り揃えております。患者さまの年齢、日々の排便状況、既往症をもとに最適な下剤を下記の4 種類の中から提案させていただいております。
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メリット薬剤の服用量が少なく済みます。
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デメリット薬剤の半分量の水、又はお茶、紅茶(糖分の入っていない物)を服用します。
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飲み方
- パックに水を入れて2000mlにし、1000mlを1時間かけて飲みます。
- 飲んだお薬の半分量の水分を取ります。
- 飲み方の目安はコップ1杯(約180mL)を10分かけて飲みます。

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メリット服用方法が簡単で腸管内の残渣が少なく、正確な検査が期待できます。
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デメリットレモン風味の特有の味があり、個人によっては飲みにくいと感じることがあります。
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飲み方
- パックに水を入れて2000mlにし、2時間かけて飲みます。
- 飲み方の目安はコップ1杯(約180mL)を10分かけて飲みます。
- 最初の2~3杯は15分以上かけてゆっくり飲みます。

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メリット錠剤を飲む時は水、お茶、紅茶(糖分の入っていない物)でお飲みいただけます。
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デメリット錠剤が大きく個人によっては飲みにくいと感じることがあります。
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飲み方
- 2000mLの水分と、錠剤50錠を2時間30分の速さで飲みます。
- 飲み方は錠剤5錠をコップ1杯の水分(約200mL)で15分かけて飲みます。
これを10回繰り返します。

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メリット薬液はオレンジ風味で量が少なく(150ml×2回)、薬液後の透明な飲み物は、患者さまがお好きな物をお飲みいただけます。
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デメリット前日の夜と検査当日の2 回の服用が必要です。
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飲み方
- 前日はお薬の後、透明な飲み物1250ml以上を2~3時間ほどで飲みます。
- 当日はお薬の後、透明な飲み物750ml以上を1~2時間ほどで飲みます。

大腸内視鏡検査の予約から検査の流れ
全腸型大腸内視鏡検査をご希望の方は、必ず事前に予約してください。検査前の説明や食事の注意が必要なため初診当日での検査は行っておりません。ただし浣腸式大腸内視鏡検査でしたら、予約なしでも検査可能な場合があります。突然の出血、痔、直腸ポリープ、S錠結腸ポリープ、腫瘍、虚血性病変なども直ぐに診断します。
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01.外来受診
外来にて医師の診察を受けていただき検査の予約をいたします。その際、内視鏡検査と、使用薬剤の説明があります。
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02.内視鏡検査説明
看護師よりパンフレットを用いた検査前日・当日・後日の生活・食事指導をいたします。
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03.内視鏡検査前日
パンフレットの内容をご参考にお食事してください。
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04.内視鏡検査当日前処置:安全に検査を行うため基礎疾患のある方、ご高齢の方は胸部レントゲン、心電図(エコー検査)をさせていただく事もございます。問診後、腸管洗浄液を飲んでいただき、腸の中をきれいにします。検査中の安全のために点滴、モニター装着をします。検査:内視鏡検査には医師のほかに必ず看護師が同室し検査を受けられる方の状態を常に観察します。内視鏡検査結果説明:医師より写真をお見せしながら詳しく説明いたします。必要に応じて内服薬が処方されることがあります。
検査費用
| 1割負担 | 3割負担 | |
|---|---|---|
| 内視鏡(観察のみ) | 2,000円前後 | 6,000円前後 |
| 胃内視鏡+病理組織検査 | 3,000円~5,000円前後 | 10,000円~15,000円前後 |
※事前検査分(血液検査ほか)などは含まれておりません。
※清潔に検査を受けていただくためにディスポーザブル検査着料(お尻の部分が開いている検査着:220円)を頂いております。
各種検診
当院では、定期検診や生活習慣病検診などの健康診断をはじめ、脳梗塞、心血管障害の発症リスク評価も行っております。健康維持、病気の早期発見のためにも定期的に適切な検査をされることを推奨しております。申し込み/お問い合わせについてはお電話ください。
健康診断のご案内
- 生活習慣病予防健診(成人病健診)
- 主に、健康が気になりだす35歳から、特に高脂血症・脂肪肝・高血圧症・高尿酸血症・糖尿病・肥満などが気になる方の受診をお勧めします。ドックよりやや簡易な検査です。
健診項目一覧
| 区分 | 検査項目 | 定期健診 | 生活習慣病 健診 |
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|---|---|---|---|---|---|
| 項目番号 | 全項目 | ||||
| 診察 | 問診及び診打診 | ○ | ○ | ○ | |
| 血圧測定 | ○ | ○ | ○ | ||
| 計測 | 身長・体重 | ○ | ○ | ○ | |
| 体格指数(BMI) | ○ | ○ | ○ | ||
| 腹囲 | ○ | ○ | ○ | ||
| 尿検査 | 蛋白・糖 | ○ | ○ | ○ | |
| 潜血反応・ウロビリノーゲン | ○ | ||||
| 比重・PH | |||||
| 沈渣 | |||||
| 眼科 | 視力検査 | ○ | ○ | ○ | |
| 耳鼻科 | 聴力検査(オージオメーター:1000Hz・4000Hz) | ○ | ○ | ||
| 循環器 | 心電図検査(12誘導) | ○ | ○ | ||
| X線検査 | 胸部X線(直接) | ○ | ○ | ○ | |
| 胃内視鏡 | ○ | ||||
| 超音波検査 | (肝臓・胆のう・膵臓・脾臓・腎臓) | ||||
| 糞便検査 | 免疫学的便潜血反応(2回法) | ○ | |||
| 便虫卵検査(集卵法) | |||||
| 血液検査 | 貧血 | 赤血球数・血色素量・ヘマトクリット | ○ | ○ | |
| 白血球数 | ○ | ||||
| 血小板数 | ○ | ||||
| 血液像 | |||||
| 平均赤血球容積 | |||||
| 平均赤血球色素濃度 | |||||
| 平均赤血球色素濃量 | |||||
| Fe(血清鉄) | |||||
| 肝機能 | GOT・GPT・γ-GTP | ○ | ○ | ||
| 総蛋白・ALP・ZTT・TTT・A/G比・総ビリルビン・直接ビリルビン | ○ | ||||
| LDH・LAP・コリンエステラーゼ・アルブミン | |||||
| 脂質 | 中性脂肪・HDL・コレステロール・LDL・コレステロール | ○ | ○ | ||
| 総コレステロール | ○ | ||||
| 蛋白分画・りん脂質・遊離脂肪酸・β-リポ蛋白 | |||||
| 血糖 | 血糖(空腹時) | ○ | ○ | ||
| グリコヘモグロビン(HbA1c) | |||||
| 腎・膵機能 | 尿素窒素(BUN)・クレアチニン・尿酸 | ○ | |||
| 血清アミラーゼ・尿アミラーゼ | |||||
| その他 | Na・K・Ca・Cl | ||||
| 前立腺酸性フォスファターゼ(ACP)【男性のみ】 | |||||
| 免疫血清 | HBs抗原 | ○ | |||
| HBs抗体・HCV抗体 | |||||
| RA・CRP・ASO | |||||
| TPHA法・RPRカード法 | |||||
| 血液型(ABO・Rh式)【初回のみ】 | |||||
| その他 | 腰椎X線検査 | ||||
| 直腸診 | |||||
| 金額 | 4,000円 | 8,000円 | 25,000円 | ||
| 消費税 | 400円 | 800円 | 2,500円 | ||
| 合計 | 4,400円 | 8,800円 | 27,500円 | ||
※特定健診の一部負担金は無料。
※△うち一部項目あり・□医師が必要とみとめた場合のみあり。
※検査項目はその都度ご相談下さい。
※料金は加入の健康保険組合により補助がある場合がありますのでご相談下さい。
脳梗塞、心血管障害の発症リスク評価
LOX-index®(ロックス・インデックス)を実施しております。
LOX-index®は、脳梗塞・心筋梗塞発症リスクを評価する最新の指標です。日本国内で行われた、約2,500名を約11年追跡した研究成果がベースになっております。この研究から、sLOX-1(可溶性LOX-1:血中に放出されたLOX-1)とLAB(LOX-1 ligand containing ApoB)から得られる解析値が、今後10年以内の脳梗塞・心筋梗塞発症率に大きく関与する事がわかりました。脳梗塞発症率で約3 倍、心血管疾患発症率で約2倍となり、これら2つの疾患の発症リスク評価検査としては、唯一の検査です。
